歩く基準を決めようよ
先日書いた「いわきの人間は歩かない」は、かなり一方的で感情的なハナシになってしまっていた。おまけに批判だけではフェアとは言いがたい。仙台での距離感の違いに愕然としていたのと、授業参観の惨状にムカついていたせいだ。いわき市民の皆さん、ごめんなさい。
そこで、少し落ち着いて、ちょっとだけ提案をしたい。
おいらはトップウォーカー
Run&Walkで、何と19位に入ってしまった!
すんげぇ、俺って全国でもトップクラスのウォーカー?...は、もちろん幻想で、ちゃんとからくりがあるのだった。
ここで表示されているのは、今月のみの順位、しかも今日は三月一日だから、評価されているのは今日一日の距離なのだ。
今日、私は駅周りの用事を足しに歩いていった。家からは8キロ位あるから、結構な実績になる。月初の月曜の日中に、こんな距離歩くのは余程の暇人だけだろう。
ということで、儚くもともかくトップウォーカーの仲間入り。何日2桁でいられることやら。
いわきの人間は歩かない
※この日記は、かなり血が昇って書いています。「歩く基準を決めようよ」も合わせてご覧下さい。昨日、仙台へ行ったとき、おもしろ半分にRun&Walkを起動しておいた。街中でのGPSとMapの精度が見たかったのだが、距離を見て愕然とした。3キロ歩いてる!。少なくとも仙台を歩く感覚からすると、電力ビルから花京院の片平堂へは、眼と鼻の先。その辺を探索して、帰りは仙台駅まで歩いただけなのだ。
ということは、ちょっと駅から一番町歩くだけで3〜4キロは行くということだ。通勤+買い物の方は、大概もっと歩くだろう。私が子供を送っていく片道3.5キロって、街なか歩く距離からみたら、何ほどのこともないんじゃないか。
でも、この3.5キロは、いわきのヒトは大概「すごいですねぇ」って言う。それどころか、授業参観ともなると、子供が毎朝歩いて通っている学校へ、わざわざクルマで乗り付けるのがフツーなのだ(駐車スペースがないので徒歩で願います、って広報されているのに)。
確かにいわきは広すぎて、クルマなしではどうにもならない。
しかし、15分かそこら歩けば済むのに、低燃費と称するクルマを出す感覚っておかしくないか?
お年寄りは歩き、若いのとオジさんオバさんがクルマに乗る都市って何なんだ?
親の都合で、ちょっとの距離をクルマで送り迎えされる子供たちって、こんなオトナになるんだろうか?
お稽古ごとなんか比べ物にならないような、大事な大事な投資が欠けているんじゃないか?
おい、いわき市民、大丈夫なのか?*1