5年ぶりに盛岡へ その2

Doggie2007-08-17

3日目になって復活!。今日は盛岡歩くぞ。

またも懐かしい人たち

午前中、昔の会社の人たちが何人か集まってやっている新しい会社を訪問。またも懐かしい人たちにお会いした。見本誌を見せてもらっていたら、「普通の人間は、いきなり途中から開いてコマ組や帯情報のページ探したりしないよ。」って笑われてしまった。この皆さんと一緒だと、昔の杵柄モードになってしまうらしい。

うし亭だぜ。参ったか

昼から妻が友人のOさんとお出かけ。ちょっと挨拶したが、相変わらずのバイタリティで圧倒される。さあて、子供らとご飯だ。大通り近くの「うし亭」へ急ぐ。このお店は何でもおいしい。それゆえに、盛岡に来るたびに悩みのタネになっている。
どうしても食べたいものが「ネギソバ」「カツ丼」「塩辛丼」の3種。「ネギソバ」を半ネギソバでガマンしても、3種いっぺんには食べきれない。妻と分けるにしても、ネギソバと塩辛丼は味わい的に一緒にしたくない。下らないハナシではあるが、冷麺も食べて、福田パンも外せない、普通の盛りソバも食べたい…上に、うし亭までもがのしかかって、食事の回数が決定的に足りないのだ。
幸い、今回は3泊なので少し余裕がある。夜に妻ともう一回来るのを前提に、まず、カツ丼と半ネギソバを攻略する。
うまいぜ、やっぱり、ここのカツ丼はどこか違う。ネギソバもうれしい。子供たちにもカツ丼を分けたが、ほうら見ろ、凄い勢いで食べておかわりしていた。かくして、彼らの脳には「うしのお店」が刻み込まれたのだった。よしよし。

夕方のお散歩

夕方、雨っぽかったが、皆でお散歩に出た。桜山神社にちょっとご挨拶して、中の橋へ。県立図書館が移転していた。中津川のたもと、不来方城址のはずれにあって、本読むのには最高の場所だったのになぁ。
そのまま肴町のアーケードへ行く。この商店街は以前からずっとあるお店が多くてうれしい。酒屋で妻が地ビール見つけたので、二人して外のベンチで試飲。うまかった。ビン片手のところを妻に写真とって貰ったら、とっくり持った例のタヌキ*1といっしょに撮られてしまった。
中の橋から見た時に、旧岩銀本店と妙にマッチしたマンションが見えたのが気になって、正体を確かめるべく紺屋町方面へ。てっきり古い建物だと思っていたら、意外や新しそうなマンションでビックリ。景観を計算して建てたんだろうけど、レンガ造りの旧岩銀に合わせるあたりが凄い。妻がしっかり様子や連絡先をチェックしているが…あのね、どうするつもりなんだい。宝くじ買うのかな。

雨宿り

とうとう雨になった。小止みを縫って中の橋まで来たら、大分降ってきたので旧岩銀の正面玄関で雨宿りさせてもらった。ゼイタク。
それでも上の橋まで歩きたくて、川沿いを上流へ。雨宿りしながらでもかなり濡れたけど、夕方はまた風情があって妻も私も満足だった。


うし亭、第2ラウンド

あんなに食べたのに子供たちがお腹空いたと騒いだが、「うしのお店」とささやいたら大喜び。やっぱり名前を覚えたようだ。妻と娘が乾いた服に着替えるのを待って、うし亭で夕ご飯。
今度は塩辛丼とビールである。こんな内陸の街で塩辛丼っていうのも妙な気がするが、絶品なのだ。塩辛とキュウリとちょっとワサビと味付け海苔というざっかけないものなのに、断然上品に思える不思議なご飯だ。
子供たちにはチャーハンを頼んだが、これもあっさりおいしくて、「うしのお店」ではしゃいでいる。と思ったら、息子が途中でぱったりと寝てしまった。姉の方は残りのチャーハンを全部せしめて、塩辛丼までつまみ食いして大満足。
抱っこして外に出たら、息子が目を覚ました。あたりを見回して、見る見るベソをかく。もっと食べたかったのに、気がついたら外に出てきてしまっていたのだ。大丈夫、また来るから。

*1:これ